ライフコーチング”不安・恐怖症専門”カウンセラーの横井延昌(よこいのぶまさ)です。

不安・恐怖症の治療に有効なのは、

症状に対して、”慣れる”と、いうことです。

 

でも、言うのは簡単ですよね。

 

不安だったり、怖くてたまらなかったり、

苦しい症状に慣れるということは、

大変です。

 

なかなか進まなくても、仕方がない部分もあります。

 

不安、恐怖、動悸、過呼吸、

外出、乗り物、食事、人と集まるところ

全部ダメな方もいます。

 

でも、私は症状がいくら重くても
やるべきことをやれば治ることを

経験的に知っています。

 

それに、

大体、慣れるという人間の特性はとても強力だからです。

 

これは、あまりいい例えではないかもしれませんが、

DVを受けている女性がいい例なんです。

 

DVの相談を受けると、

全員と言っていいほど、

 

”暴力を振るわれても、別れません。”

 

口では、「別れたい」と、いうんですよ。

 

でも、いざとなると、

 

「最近は、ちょっと暴力が減った。」

とか、

「子供がかわいそう」

など、いろんな理由を言ってきます。

 

要するに、

”暴力を振るわれることに、慣れてしまったので、

そこから離れたくない。”

 

 

と、いうことです。

 

怖いですよね。

 

この怖い”慣れという力”を

治療に利用すれば、いいんですね。

 

無理をする必要はありませんので、

怖い症状でも少しづつ慣れていきましょう。

 

一度慣れれば、どうってことなくなる日が来ますよ。

 

何しろ、慣れは、強力ですからね。(^^)

 

 

最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。

 

今日も、あなたの心が、穏やかに過ごせますように!